2013/01/22

月刊サイゾー2012年2月号「”傍若無人”上杉隆の横暴で、自由報道協会から脱会者続出!」を読んで

該当の記事は Yahoo!Japan で全文を読むことができます。以下にリンクを示しておきます。

“傍若無人”上杉隆の横暴で、自由報道協会がいよいよ崩壊中!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130130-00000301-cyzoz-soci

以下はその記事を読み、サイゾーに送ったメールの内容です。一部伏字にしています。また元のメールはプレーンテキストですが、以下では書式を追加しています。

お世話になっております。以前、*****************した****です。月刊サイゾー2012年2月号の上杉隆についての記事を読みました。

上杉隆が様々な問題を起こしているという記事の主旨に対してはその通りと考えていますが、記事内にいくつかの事実誤認があります。今回は記事の主旨に影響を与える程のものではないとは考えていますが、気づいたことなので指摘します。

 

【事実誤認の指摘】

以下、3点の事実誤認を指摘します。

 

1. 11年3月23日付「ダイヤモンド・オンライン」(中略)で使用された「3月23日現在、原発事故への各国政府の対応」という表が、(中略)11年3月19日付の読売新聞朝刊に掲載された(中略)という表に酷似しており、上杉氏が盗用したのではないか(後略)』

ダイヤモンド・オンラインの記事は2011/09/22付です。「11年3月23日付」という情報の出処は畠山理仁のブログであろうと推測しますが、その畠山のブログ記事は間違っています。

参考:上杉隆読売オンラインコピペ盗用疑惑の流れ

 

2.『同協会が主催し、小沢一郎氏が受賞した「第一回記者会見賞」』

小沢一郎は記者会見賞を受賞してはいません。上杉により受賞が決定され、自由報道協会はそれを発表しましたが、異論が続出したため受賞を取り下げました。

参考:はてなブックマーク【記者会見賞】受賞者決定のお知らせ
元の自由報道協会のサイトからこのページは削除されていますが、痕跡があちこちに残っています。このはてなブックマークはその一つです。

参考:記者会見賞について
小沢一郎を記者会見賞にすることに対して問題があったことを示しています

参考:第一回自由報道協会賞
記者会見賞および小沢一郎の名前は受賞者一覧に記されていません

サイゾーに送ったメールには書き忘れたが、小沢一郎の受賞が上杉により決定されたというのは畠山による以下の証言がある。

烏賀陽弘道「誰の推薦?小沢一郎に賞をやろうっていうのは」畠山理仁「上杉さんが理解を示したと…」(中略)「でもまあそれを止められなかったっていうのはね、本当、申し訳なかったなって思いますね」

3.『設立からもうすぐ3年になる自由報道協会。』

自由報道協会の発足は2011/01/27です。この事は自由報道協会のWebサイトの沿革のページにも書かれています。
「設立からもうすぐ3年」ではなく2年です。

 

【最後に】

事実誤認については確認の上、訂正するのがベターと考えます。またこの問題について継続して取り上げていただくことを期待します。

サイゾーに送ったメールには書き忘れたが、もう一つ事実誤認らしき箇所がある。

4. 『日刊ゲンダイの連載などで、被災地や原発に関する明らかな事実誤認をするなど、』

これは「日刊ゲンダイの連載」ではなく、夕刊フジでの連載「原発崩壊」での話だろう。また、「事実誤認」ではなく「捏造」を疑われている。詳しくは「上杉隆 夕刊フジ 原発崩壊」などで検索してください。

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